はじめに
「転職を考えているけど、
どこから始めればいいかわからない」
そんな薬剤師は少なくありません。
私自身も、転職を勧められるがままに活動していたころは、わからない不安なことで一杯でした。
転職を成功させるには、やみくもに応募するのではなくステップを踏んで計画的に進めることが重要です。
この記事では、薬剤師が転職活動を成功させるための7つのステップを解説します。
すでに転職を決意していて、実践方法が知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

ステップ1:転職理由を整理する
まず大切なのは「なぜ転職したいのか」を明確にすることです。
- 給与を上げたい
- 残業を減らしたい
- 専門性を高めたい
- ワークライフバランスを整えたい
👉 軸が定まっていないと、転職後に同じ不満を繰り返す可能性があります。
私は圧倒的に給与でした。
同じ資格、同じ業務量なのに待遇が全く変わってしまうのが薬剤師です。
実際私は、2度の転職で年収を1.5倍まで伸ばしたので、自分の希望に忠実に活動する必要があります。
ステップ2:条件の優先順位を決める
すべての条件を満たす職場は存在しません。
- 給与
- 勤務地
- 勤務時間
- 休日・福利厚生
👉 「絶対に譲れない条件」「できれば欲しい条件」「妥協できる条件」を仕分けしましょう。
どうしても妥協できない1本の筋は持っておきましょう。
最後までそこがブレなければ、間違いなく良い転職先が見えてくるはずです。
必ず、希望に沿うものはあるので、妥協できるところ、できないところの線引きはハッキリと。
ステップ3:情報収集を行う
求人票だけでは不十分です。
- 職場の口コミを調べる
- 見学や面談で雰囲気を確認する
- 残業時間や人員体制を細かく聞く
👉 情報収集を怠ると、転職後に「思っていたのと違う」と後悔する可能性が高いです。
求人票ではよく見えてくるが、実際はそうではない場合もよくあります。
ここは本当に慎重に情報収集していきましょう。
ステップ4:転職エージェントを活用する
エージェントは非公開求人を持っていることが多く、条件交渉も代行してくれます。
ただし任せきりにせず、
- 自分の希望を明確に伝える
- 複数のエージェントを比較する
- 最終判断は自分でする
ことが大切です。
複数のエージェントを頼るとどのように好条件を引っ張ってこれるのか、
エージェントを完璧に活用する方法については下記に実際に私が使った方法が書いてあります。

ステップ5:応募書類を準備する
薬剤師の転職では、履歴書や職務経歴書の内容も重要です。
- 経験した業務を具体的に書く
- 在宅医療・管理薬剤師経験など強調する
- 志望動機は「なぜその職場を選んだか」を明確にする
ステップ6:面接対策をする
面接では「人柄」と「適性」が重視されます。
- 転職理由をポジティブに伝える
- コミュニケーション力をアピールする
- 志望動機を具体的に語る
👉 「給料を上げたいから」だけではマイナス評価になりやすいので注意です。
面接対策についても、下記に記事にしているので参考にしてみてください。
必ず先方に伝えるべきことと、
思っていても伝えることでマイナス評価になる部分があります。
ぜひ参考にして、完璧な面接対策を練ってください。

ステップ7:内定後の条件交渉を行う
内定をもらった後も条件確認は必須です。
- 給与や賞与の詳細
- 残業代の有無
- 勤務時間・シフト体制
- 休日数
👉 曖昧なまま入社すると、トラブルの原因になります。
入ってから発覚することが多いこの部分については、事細かくエージェントを駆使して情報収集するようにしましょう。
入ってから、有給が取りにくかったり、年末年始強制的に出勤があったりなど、取り返しがつかない部分も出てきてしまいます。
まとめ
薬剤師が転職を成功させるには、以下の7つのステップが重要です。
- 転職理由を整理する
- 条件の優先順位を決める
- 情報収集を行う
- 転職エージェントを活用する
- 応募書類を準備する
- 面接対策をする
- 内定後の条件交渉を行う
👉 このプロセスを踏めば、焦らず冷静に、自分に合った転職先を見つけることができます。
ぜひ、転職を考えてる方は、これらを参考に好条件を獲得してください。
諦めず、妥協せず自分に合った職場を探し出しましょう。

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