薬剤師の転職は厳しい世界になってきています。
転職ってわからないこと多すぎません?
- そもそもどうやって転職するの?
- 次のとこってどうやって見つけるの?
- 面接とか聞いてないし、怖いんですけど
- 履歴書とか何書いたらいいの?
なんてことのオンパレード。
このブログでは、
- 転職ってどうやってするの!
- 休日120日、年収700万になる方法
- 忘れがちな履歴書、面接対策
を私が2度の転職で培った経験をもとに解説していきます。
私のようにドブラック企業から抜け出したい方は必見ですよ。ほんと。
まずもう結論をぶっちゃけます。
重要なのは転職エージェントの使い方
エージェントを使う。
ただ使うのではなく、上手く使う!
これが肝心かなめです。普通に頼っても

頑張ったけどそんなに待遇変わらんな…….
ってなるだけです。
長々と僕の転職ストーリーを書いてます。
そんなのいいから!
方法だけ教えて!っていうせっかちさんはこちらからどうぞ!
あとは、激熱案件を逃さないように
しっかりと面接、履歴書の対策を練ることです。
面接の印象の良しあしでも待遇が変わります。
しかも人気なところは最近面接で落とされてきてるのでマジで重要です。
私の後から面接した方は、上手く話せない方だったからお断りした。と言われました。
これもがっつり解説します。任せてください。根拠のない自信をぶつけて提示年収50万上げさせた私が言うので大丈夫です。
こちらもせっかちさん用のリンク貼っておきます!
私自身、2度の転職を経て現在年収は400から720万まで増え、休日も90から120へ増えました。



そもそも元が悪すぎるやろ
って言われるとその通りなのですが、私はそれが普通だと思ってました。
でも、貴方の市場価値ってまだまだ天井知らずですよ。
ここを読んでもらったらあらかた解決するので安心してください。
実際転職を決めてしまうと、有給消化期間はちょっとした夏休みだし、終わりが近づく職場に行くと無敵な感じがしてくるので楽しいですよ。個人的にですけどね。
本記事で、薬剤師の転職に対しての疑問がスッキリしてくると思います。
※このページではアフィリエイト広告を掲載しております。
薬剤師業界が抱える厳しい現実



薬剤師って国家資格で重宝されてて、転職も大丈夫!
と思われている方も多いかもしれません。
ここで、統計結果をもとにかなり厳しい現実を解説しようと思います。
飽和状態の薬剤師に倒産が続く薬局事情




これらの図をみてわかって貰える通り、
薬剤師数の増加は限界に達しつつあるが
薬局は倒産を余儀なくされている
状況にあります。
これには、「新型コロナウイルス感染症」による「受診控え」等様々な要因があるそうです。
比較的軽症な方が、自身で治療を行うのは良い傾向でもありましたが、医療業界からすると、患者数の減少がそのまま経営にダメージを与えてしまったのです。
薬剤師は増え続けているのに薬局は減りつつある。
私が薬剤師になりたてだった数年前まで、まだまだ売り手市場だった業界は、
乱立した薬学部と、倒産する薬剤師業界により
かなり厳しい、買い手市場が始まってます。
つまりここで何が言いたいかというと、
- 安易な転職で人手不足企業に当たる
- 入念な準備と対策が不可欠
- 準備せず面接しても普通に落とされる
ということです。
厳しい現実を伝えましたが、その中でも私のようにしっかり好待遇の職場に就くことも可能です。
ただその裏では、挫けた経験も、失敗した経験もあって成り立ってるんです。
ってことをこれから皆さんに伝えていきます。
私の失敗から学んで、
引退まで自信を持って勤める!
という職場に出会えることを心から願っています。
経緯編 実際に私が高年収に至った話
じゃあ実際に私がどうやって今の待遇に至ったかってことです。
北海道に生まれピカピカの新卒だった私は、
実家で暮らすのもあれだし遠出しよ~
と思い、全国に薬局を構える最大手に就職しました。
そこで伝えられた辞令は、



涼茶さんは長崎県に配属です。
でした。



え?どこ?九州!?まじ?
晴れてピカピカ1年生は長崎に配属となりました。
ただまず先に、本社で2週間の同期300人集った研修会を行って、そこから引っ越しです。
本題から外れますが、この研修は今でも本当に感謝しています。
社会人のいろはから、先方への挨拶方法、社会のルールに至るまで叩き込んでくれたので今があると感じています。
さあ、薬局へ!
初めての一人暮らしに初めての薬剤師業務です。



よろしくお願いします!
北海道から来ました、涼茶と申します!



はぁ。よろしく。
俺あんま優しくないから。
え?もう第一声からそれ!?
なんすかこの人!?
が第一印象の素敵な上司でした。
なんと薬局はこの人と二人きり☆
もうね、そこからはドラマのようなブラック薬局のはじまりはじまり。



・投薬前に話しかけるの禁止
・研修前に質問事項5個考えて
・これやり直して(薬包紙投げ
・(あいさつ無視)
・何も知らないで薬剤師になっ たんだね
etc.
もうね、みるみる自分が弱っていくのを感じましたよ。
その他にも、会社もこんな状況でした。
- 慢性的人不足で月の休日出勤2日
- 残業は月50時間以上
- GWや年末年始は待機携帯がほぼ鳴る
- 年収は400万です



え?私死にます?
と思いましたよほんと。
読んでる方の中にこれよりひどい状況です!って方がいれば本当に転職考えてください。
体がおかしくなります。
実際私は、胃腸にずっと違和感があって、謎の高熱に見舞われました。



過労です。ストレスです。今のまま続けてたら危ないです。
そんな中先輩に紹介されたのが、
転職をする。
という事実でした。
これを見つけてなかったらとんでもないことになってたんだろうなあと今でも思います。
新しい人生へ!転職スタート!
ここから転職活動の開始です。
これに至るまで既に社会人3年目になってました。
っていう固定概念がありました。
思い当たる方も多いと思います。
なんか、なんかわかんないけど3年頑張ろう。
みたいな根性。
これで失われた健康があるので、注意しましょう。
それましたね。本題です。
下手なところに転職するのも怖いと思って、ネットで色々調べました。
そしたら出てくるんです。色々な情報が。
- 転職エージェントは最大手が一番!
- はやくしないと良い所は埋まっちゃう!
- ドラッグストアが高年収でおススメ!
- エージェント多いと営業がうるさい!
- 田舎であればあるほど年収高いよ!
今思えば半分正解半分不正解なような。
あとで詳しく解説しますね。
調べるのに結構な時間を割いた記憶があります。
なにせ初めてで右も左もわかりませんから。
調べたとおり、少し急ぎ目に、エージェントさんも勧めてくれた通りに
ドラッグストアの大手さんに決めました。
エージェントさんと連絡とってからは驚くほどさくさく決まったな、という印象です。
後でも書きますが、このサクサク具合が結構失敗だったなと思っています。
もっと上手いやり方ってあるんです。もっと年収伸ばせたな。と。
さて、ドラッグストアさんの時点で、年収600、休日110日くらいの私。
400万の90日に比べたら雲泥の差ですよ。
さぁ!入社だ!
と思いきや、予想だにしてないことを伝えられました。
聞いてないぜ!面接編



転職先も決まったので!面接と履歴書対策しましょう!



あぇ?面接?聞いてない…
何書けばいいの?何話すの?
これ本当に面喰いました。
まぁ考えれば当たり前なんですが、面接と履歴書なんて新卒の頃以来ですよ。
私自身は、口から産まれたおしゃべり太郎なので、なんとかその場しのぎに面接はクリアしました。



私は~~な人間で
入社した暁には、お客様への対応も~~
将来的には社長クラスになりたくて~(←?
ネットで検索してもこの辺ってあんまり誰も教えてくれないんです。
ここでは後でしっかり解説しますよ。
もうほんと、



やるならもっと早く教えてよ!
急いで準備したから変なこと言ったよ!
なんて結末でした。
奇跡的に受かってよかったです。
前述しましたが、私の後に面接した方は落とされたみたいです。
きっとその方も色々な目にあってるだろうに、申し訳ない気持ちになります。
ドラックストア就職!楽しい毎日?
晴れてドラックストア社員となった私。
薬局薬剤師しつつ、ドラックストア内での接客もしますよーなんて、今まで体験してなかった世界。
最初は楽しい楽しい毎日でした。
年収が高いところってこんないいこともあるんだって思ったのは
- 会社が潤ってる、余裕を感じる
- 同期も転職組が多くて話が合う
- 貯金がびっくりするくらいたまる
- え待って社会保険りょ(
なことです。



ドラックストア最高!
毎日楽しい!
急いで転職して良かった!
ただ、ちょっとだけ落とし穴があったんです。
これ人によると思うので、辛いと思ったのは私だけの可能性もありますし、実際他の同期は転職せず残ってます。
大手ドラックストア、患者来ない問題
まぁこれは配属によるものでもあるんですけど、
私が配属された場所は、応需先にそんなに患者が多くなくって、メインはドラックストアの売り上げです!なところでした。
もう、ね、1日30枚なのに薬剤師が謎に5人



どゆこと?人件費バグってね?
もちろん、やることがないので、
そんな人はドラッグストアの薬売り場で接客。
接客は楽しいです。
どうされました~。虫刺され!それにはこっちのステロイドが~
青汁もたくさんあるけど、こんな悩みにはこの成分が~
なんて、今まで座学で学ばなかったような知識の宝庫でした。
ただね、これ忙しいときだけの楽しさです。
閑散期ってあるんですよ。平日の昼から夕方前くらいとか。
もう、売り場をうろうろうろうろ
認知症のトラかな?ってくらい歩きます。
あまりに暇すぎてたまに化粧品とか見てます。
万歩計で計ったら5千歩くらい歩いてました。



え待ってしんどい。
ずっと目薬の並び整頓してる。
もうね、それも1年もやると狂ってきます。
ここで決意しました。
2度目の転職を決意
それ以外にも、結婚して妻の実家近くに越さないといけなかったって理由もあるんですが、
それより先になんか限界が来ました。
2度目の転職を決意です。
この段階では、以前と違って
年収600万、休日110日ですよ。
これを超える職場ってなるとエージェントさんも頭を抱えます。
結果的に、今現在の
年収730万、休日120日
しかも施設在宅中心で仕事の半分は運転で、
ちょくちょく休憩も挟めるので天職でした。
ここに至るにはどうしたかって話ですよね。
1度目の転職の反省を活かし活動開始
これです。
既に1回転職活動をしてます。
この時から思ってたことがあって



エージェントって何個か登録したらどうなるんだ?
という疑問です。
実際これが大当たりしました。
下記にも出てくるエージェントさん5つ全てに登録して、相談しました。
年収700越えっていう希望ですからそう簡単ではないです。
ただね、エージェントさんには大きな特徴があるんです。
それは
配属される年収の額によって、紹介料が上がる。
っていうシステムです。
エージェントさんからすると、高値で転職させられたらその分だけ仲介手数料が上がるんです。
もうお互い躍起ですよね、私もエージェントさんも。
5つも登録すると面倒なこともいっぱいあります。
後述もしますが、
- 毎回転職を思い立った経緯の説明
- 北海道から九州へ!の説明
- 妻の仕事の状況、家族構成
- 年収700以上はきついっす!なやりとり
これらを5つのエージェントさん全てに説明してきます。
でも!この、この努力が実を結ぶんです。
頑張りましょう。
5つのエージェントを頼った結果
これ本当に面白かったです。
それぞれのエージェントさんが同時並行に案件を案内してくれるのですが、



なんかエージェントによって紹介されるところがちょっと違う
という結果です。
提示してる条件が一緒なんだからある程度かぶると思ってました。
あとで現社長に聞いて知ったんですけど
そのエージェントお抱えの転職先
ってのがあるんです。
転職会社に自社の情報を登録するのってすっごく費用がかかるんですって。
だから、色々なエージェントに登録してないと出会えなかった会社っていっぱいあるんです。
転職先候補もいっぱいありましたよぉ
- 山奥のエリアマネージャー
- 海沿いの社宅無料薬局長
- 全国転勤可な大手ドラックストア
- まだ買ってない薬局の薬局長
- 100人以上抱えてる施設在宅薬局
5つも登録したら本当に十人十色でした。
この中で私は最後の薬局にお世話になったんですが、本当に最後の最後まで迷いました。
何よりも転職活動が楽しかったです。
自分の将来がこんなに選択肢に溢れてるってワクワクします。
これに決まる間にも



他のエージェントからどんな話が来てますか!



それならウチは、年収20万あげるように交渉します!



ならウチは年収から年棒制に変更して年収50万上げます!
こんな具合に、エージェントさん同士で引っ越し屋の相見積もりのように条件が良くなっていくんです。
そして
年棒制で730万、年休120日の施設在宅中心
な職場に入社することができたわけです。
面接履歴書は、1回経験してたので余裕でした。
何聞かれるかもわかるし、何を求められているかも知っているので、
面接した社長も驚いてくれたのを覚えています。
しっかり解説するので是非見ていってください。
そんなこんなで、貯金もできて、余暇もできた私が、同じような悩みを持ってる方のために
このブログを書き始めた次第でした。
ここから、今までの内容をもっと具体的に解説していきます。ご清聴ありがとうございました。
解説編 転職活動は準備が命
この理由が本ブログのメインになると思います。
冒頭で薬剤師の転職は難しくない、好待遇の転職が厳しくなっている。と語ったのも
転職はどれだけ徹底的に準備できたか
にかかっています。
でも仕方ないんです。
初めての転職って本当になんにもわからなかったので。
色々始める前に自分の待遇を決める
これから、先に伝えていた
転職エージェントの使い方
やら
面接、履歴書対策
のお話をしていきますが、その前に少しだけ。
まず自分がどこでどうなりたいのかっていう所は整理しておきましょう。
もちろん、エージェントさんとのやり取りで全部決めていってもいいんですけど、ある程度決めていた方がいいです。
なんとなしにやってると、エージェントさん好みの職場を良い感じに丸め込まれて、
ふわっと転職しちゃいますよ。
それはあんまり面白くないです。
これに関してはそこまで考え詰めなくても良いと思います。
それでも、
- どの地域で働きたい、
全国どこでも働けるのか - 今の給与からどのくらい伸ばしたいのか
- 休日は週2かシフト制か
このくらいはザっと考えておくと後々楽になります。



給与なんて貰えるだけ貰いたいわ!!
が薬剤師の本音だと思います。私もです。
ただ、その地域、その年代の大体の平均値っていう厳しい現実もあるので、そこは踏まえておきましょう。
【薬剤師転職】薬剤師の年齢別年収は?貴方の市場価値を徹底解説!!


ここに世代別の薬剤師の年収等まとめておきましたので、転職準備に活用して下さい。
何社もあるエージェントを上手に使う
ここが肝です。肝心かなめです。
ここを上手に活用できるかで、薬剤師の厳しい転職事情にも光が見えてきます。
ずばり
これから紹介する5つの転職エージェントを全て登録して同時並行していく
これです。
私の転職経緯編を読んでくれた方にはしっくりくると思いますが、
これが面白いように効果を発揮します。
大体の方がエージェントなんて1社、せいぜい2社程度で決めると思いますが、
それだとまだまだ、大物は出てきません。
それに、先に話したようなエージェント同士が条件を高めあう「意外な相乗効果」
も発揮されずに終わってしまいます。
転職をする、となっても、全国に転職先は山のようにありますが、
そのほとんどの情報が転職エージェントさんでまとめてられています。
利用したことがない薬剤師さんはエージェントさんの何が便利かピンとこないかもしれません。
エージェントさんは
- 相談に細かく乗ってくれた上で
最適な転職先を探してくれる - 転職先との面接対策や企業へ
代わりにアピールしてくれる - 満足できない提示に対しては
代わりに交渉してくれる - 転職失敗しないように
転職後もサポートしてくれる
挙げていったらキリがないほど、
薬剤師の転職にエージェントは不可欠
この辺のことはわざわざ言わなくても!ってところかもしれないですね。
もちろん、ハローワークのような求人募集サイトで自ら転職先を探してくるのも有り
なにもかも自分本位で動かなくってはならず、転職はかなり厳しいです。
私の同期はエージェントになど頼らん!と単身ハローワークで転職決めましたが、
今絶賛2度目の転職活動中です。。。。。
企業の細かい情報や、自分の良さを遺憾なくアピールする手伝いをしてくれるなら転職においてエージェントを頼らない手はないと思います。
私が実際利用したおすすめ転職エージェント
商品 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() ファルマスタッフ ![]() ![]() | 業界最大手の一つ、「日本調剤」 が運営している会社。 幅広い転職先、徹底したヒアリングで 初心者でも安心できる。 |
![]() ![]() 薬剤師専門の転職サービス【ファーマキャリア】 ![]() ![]() | 求人紹介スタッフが同時に抱える 薬剤師数制限するシステムで 個々の対応力が高い。 とにかく一人あたりの対応が濃く、 そして丁寧なのが特徴的 |
![]() ![]() 【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】 ![]() ![]() | 大手調剤チェーンン子会社で 全国の求人に対応可能。 希望薬局があれば、条件を 薬局側に提示する逆指名制度がある。 |
![]() ![]() ファゲット ![]() ![]() | わがままOK!細かい条件の指定が可能。 とにかく貪欲に個人の希望を 叶えてくれる印象。 |
![]() ![]() アポプラス薬剤師 ![]() ![]() | 企業様の都合で求人を 掲載していない所の紹介もある。 秘蔵の転職先を探すのに適任、 珍しい業態への転職に強い。 |




最高な点
圧倒的求人数!
正社員求人27000件、パート求人18000件で業界内でもオールマイティなエージェント
- 地方の高年収薬局
- 全国転勤可の大企業
- 休みの多めなドラッグストア
具体的に紹介された企業
懸念した点
- 大手であるからこそ、無難な選択肢達
- もっと面白い求人も欲しかったなって点
ただ!転職をしようと思ってここを登録しない手はないです。
圧倒的情報量の中で、自分が望むような職場が見つかる可能性が一番高いです。




最高な点
大手第2番目として圧倒的求人数
病院薬剤師求人数が5000件、地方病院薬剤師の給与はかなり高水準!
想定外の好待遇が得られるかも
具体的に紹介された企業
- 薬剤部長予定の高年収病院薬剤師
- 海沿いの家付き高年収薬局
懸念点
- 派遣やパートは強くない
- 無難且つワクワクする求人は少ない
ただこちらも、大手としてかなりの求人数を抱えています。サポートも充実していて、自分では気づかない求人を紹介される可能性も高く、必ず登録したいです。




最高な点
派遣薬剤師紹介と紹介後のサポート有
抱えてる企業に薬剤師を売り込む独自のやり方で珍しい企業を紹介される
具体的に紹介された企業
- 時給4千円の派遣薬剤師
- エリアマネージャー予定の田舎薬局
懸念点
- ちょっと紹介企業数が少ない
- 紹介後の連絡回数がやや多い
他に比べて少し企業サイズが小さいですが、コストをかけられない高年収中小企業の求人を抱えてることがあるので、レア求人を見つけるなら登録必須です!




最高な点
ハローワーク求人を拾ってきて、自分で直接応募か、ファゲットさんと連携するか選択できるかなり特殊な企業様
転職後の体験談レビューを依頼されるので、転職者の不安を払拭してくれる体制
具体的に紹介された企業
- ハローワークに載せていた地方の高年収薬局
- 地方の規模小さめ且つ高年収の病院
懸念点
- ハローワーク求人は自力で探すため、初めてだとちょっと勝手がわかりにくい
地方病院などのレア求人が多め!
エージェントサポート力の高さを売っているので、転職のスタートラインとして最適。




最高な点
転職先の提案力がかなり好評価!ワクワク求人数は圧倒的1位だと思います。
ママ薬剤師用の転職先も用意されていて、産休育休の不安を払拭してくれる。
履歴書や面接対策についても話し合ってくれる。
具体的に紹介された企業
- 山奥のエリアマネージャー
- 施設在宅中心の高年収薬局(ここに決めました)
懸念点
- 逆に無難な転職先はあまり紹介されない
- 安定志向で冒険しにくい方は、あまり乗り気になれないかも
レア求人数圧倒的で、詳細されたところは全てワクワクしました。他企業と競合していると伝えてからは、どんどん交渉して年収挙げてくれたので感謝しています。
ざっと私が実際に利用してきたりおススメだったエージェントさんを載せています。
前述しましたが、上記のサイト全部に登録して、相談に乗ってもらいました。
何回も言いますが、めんどくさいことも多いです。
毎回自己紹介とアピールポイントの紹介と、どんなきっかけで転職したいのかを×5話さないといけなくって。
私は北海道の大学を出て、長崎に就職。その後転職を決意するというちょっと食いつきやすい職歴だったのでも~毎回その話を最初から。
ただその過程が私の転職を
ここまでの好条件に導いた努力だったと信じています。大事なことなので再度。
ある程度エージェントさんと話せるようになってたほうがお互い気楽ですしね、
身構えずに身の上話くらいは付き合ってあげましょう。
転職最強戦術!転職エージェントは必ず3つ以上、可能なら全部登録する!
これですね。
そんな盛り上がることか。
と思う人もいるかもしれませんがこの
3つ以上気力が持つなら5つ全部登録
が最強の転職方法です。
引っ越し屋さんで相見積もりを取るみたいなものです。だんだん値段を釣り上げてもらうみたいなイメージ。
もし相談した会社さん1つだったらなかなか転職を踏み出せないと思います。
なぜなら、
僕に合った転職先そこしかないの?
という疑問が後を絶たないからです。
- おススメに決めたけど、他には?
- その年収は私の年代だと高いのか?
なんて疑問が辞めると決めたらふつふつと沸いてきますよ。
私も、1度目の転職は実際そんな疑問がグルグルしてました。
少なくとも3つ以上は登録して、色々と相談したり、様々な転職先候補を持っていた方が良いです。
そして、様々な転職エージェントさんにお世話になっていると、必ず、



今、他の転職エージェントさんからはどのような条件が来てますか?
と伺われます。
そして、条件をしっかりお伝えすることで、
転職エージェント様同士でも競合が発生して、より条件が良いように交渉して貰えます。
エージェントさんも、紹介したらかなり高額の報酬が貰えるので躍起になっています。
そんな中、
よそのエージェントではこのぐらいの額でした。
とか
休日を土日完全固定にしてもらいました。
やら
私の場合だと、年収制より年棒制がいいです!
なんて伝えたらそれぞれのエージェントさんがそれをもとに転職先とやり取りして、交渉して
ってのをしっかりしてくれます。お仕事ですからね。
練りに練られて本当に満足いく転職先が見つかるようになると思います。
なにより、
いろいろな方とお話をして、その中で厳選された転職先だ!!という自信をもって、新しい職場に踏み出すことができますよ。
ただでさえ、転職する直前と直後の不安って大きいですから。ほんと。
あと、ついでに言うならば、
転職エージェントさん個々に1か所しか情報を掲示していない企業もあります。
規模感がまだ大きくない企業だと、情報を掲示するだけでも厳しい負担になるので、仕方のないことなのですが、様々な企業から自分に合う転職先を探している貴方にとっては死活問題です。
薬剤師さんはなるべく多くの間口をもって、転職に挑むようにしましょう。
企業が提示してくる情報にはワナもあるので注意!!
晴れて転職エージェントさんに登録されてから進んでほしい部分ですが、
様々なやりとりの後にズラーっと企業さんの情報が送られてきます。
ここからは
今までの破竹の勢いを落ち着かせて、慎重に、慎重にいきましょう。
綿密に相談した方であればおおよそ希望通りの転職先が送られてくると思いますが、中には
なんて失敗をする可能性があります!
- 完全週休二日制と週休二日制の
大きな違い! - めっちゃ高給!と思ったら
残業30時間含むって? - 即戦力求む!管理薬剤師募集!って
入ったらすっごい激務!!
中でもこの三つは本当によく耳にする罠です。
詳しくは
【薬剤師転職】そんな転職しないほうがいい!失敗しない会社情報の見方解説!!


にて、沢山紹介していますが、
休日と給与のルールに関しては入ってからどうにもならないので本当に注意です。
エージェントを介して条件を変更できそうであれば、前向きに転職を検討しても良いと思います。
明日にでも入ってほしいなんて転職先は、急な欠員が発生した理由をエージェントさん経由で聞き取るべきです。
鬼パワハラや色々なハラスメントが萬栄していて、しょっちゅう職員が入れ替わっているなんて可能性が高いです。
不安であればその気持ちも含めてすべてエージェントさんとやり取りしていたら安心です。
解説編 履歴書、面接対策!!
ここまできたらあと一歩、
ただその一歩が転職へ大きな壁だったりします。
せっかく練りに練ってたくさんのエージェントさんを頼って熟成された転職先に待っているのは
この
面接
です。
これ本当に、誰も教えてくれないです。
最初の転職のときもエージェントさんからいきなり言われてかなり面喰いました。
履歴書の内容や面接ってほんと、得意不得意があると思います。
どちらかというと私は得意な方です。
どんなやり方で突破したのかを丁寧に解説していきます。
まぁ、エージェントさんとしっかりやり取りされて落とされるってことも滅多にないですが、
しっかり読み込んで、反芻して、チャレンジできる体制を整えることに損はないと思いますよ。
1例だけ、落とされた方を知っているので油断ならないです。
あんまり上手に自分をアピールできない。
とってももったいないです!!
今後の役にたつスキルになりますから是非。
- 薬剤師の自己アピールって
何を書いたらいいんだろう? - 企業が本当に求めている人財って
どんな人だろう? - 面接官受けのいい文章ってどんなの?
意外と困る、履歴書を記載する上での貴方の魅力を引き出す方法を伝授します!
実際、私自身も転職をする際、こんな悩みが尽きなかったです。
転職はなんとなく決めてみたけど、履歴書に躓いている、そんな方に向けて
ずばり、私の実体験をもとにしたこれらの解決策をお伝えしようと思います。
中途採用を募集している企業ってどんなところ?どんな人が欲しいの?
まず、転職を受けてくれる企業側の事情ってのも知っておくと便利です。
私の今の職場の社長とは距離が近いので、実際色々聞いてきました!
中途採用を募集する企業は大きく分けて以下のような理由が考えられるみたいです。
- 急な退職で人員不足になってしまう。
- 企業が成長して、新規店舗を増やす際のスタッフ募集。
- 若手が多くベテラン管理職を求めて。
1つ目の理由は考えやすいと思います。
貴方が悩んでいるように、転職先でも色々な理由があって退職される予定の方がいます。
そのため、人員が不足しないように新しい薬剤師を入れよう!と考えるのは自然なことです。
2つ目と3つ目は、成長中の企業がよくぶち当たる問題で、
勢いのある社長がどんどん店舗を増やしていきたいけど、



新卒だけでは間に合わない、
管理職も担えるベテラン薬剤師を配置したい!



支えてくれる体力のある若手薬剤師も欲しい!



加算に詳しく、業績あげてくれるような頼もしい人が欲しい!
こんな理由があって募集されています。
特に管理職は、地域支援体制加算を獲得する上で5年以上の実務経験が必要だったりもして、なかなか人財確保が困難だったりもするのです。
そんな企業様に向け発信する貴方の魅力!
色々な理由で募集をかけている企業様へいざ!貴方の魅力を伝える文章を書いていきましょう。
間違っても、



すぐ働けます!
空いた穴を埋めてみせます!
ここで働かせてください!
じゃあかんのです。転職先で歯車になっていいことなんてあんまありません。
面接官が話すきっかけになるような
最強アピールポイントを言葉にしよう!


まず、身もふたもないことを伝えておくと、
真っ先に履歴書で見られるところは、
貴方の経歴やもともと働かれていた職場の状況等です。貴方の薬剤師としての強みはその後にみられます。
薬剤師の仕事って、職場の状況を確認したら何となくわかります。
- 少ない人員で忙しい所にいたんだな。
- 自分の職場は内科中心だから耳鼻科の店舗だと色々と勝手が違うかもな。
- そんな中でこの年数で辞めるってことはこういうことだろうな。
なんて筒抜けだったりします。それなら、
自分の薬剤師の強みって必要なの?
何を書いたらいいのさ?
と感じられることでしょう。
企業様は、そんな筒抜けにわかっていながらも、本当の貴方の強みを教えて欲しがっています。



「皆に自慢するような能力もない、今の職場が辛いだけで、企業に訴えるようなものもない。」
そう思う方もいるでしょう。迷わないで下さい。
どんな薬剤師であっても、必ず貴方だけの強みがあります。
勇気づけるために適当に書いてるのではなく、
本当に、色々な薬剤師を見て、実際に相談を受けて理解している真実です。
企業に刺さるアピールポイントを言語化する方法
本題中の本題ですね、ここが書きたくって色々と進めてきました。
自分の魅力がわからない、わかっていても中々文章にできない!
気持ちは痛いほど共感できます。
ここで重要なのが、企業が本当に欲しがっている人財にそった魅力をプレゼンすることです。
ずばり企業様は、
すぐ辞めず、今後の店舗の経営状況に沿った働きをしてくれる人財を欲しています。
経営状況というのは募集している企業様次第ですが、貴方の魅力を伝える方法は変わらないです。
それは、
- 薬剤師として働いている中で、何が得意だったか、どの仕事が好きだったか。
- 職場の人とどんな付き合い方をしたか。
- どんな仕事を任されてきたか、何か進んで仕事をもらった経験があるか。
ざっと、このような内容が書ける、語れると面接していてもかなり好印象です。
具体的なことがすでにある人はそれを伝えるだけでOKですが、
中には、日々の仕事が忙しく、患者対応だったり集薬だけで精一杯の方もいるかと思います。それでも、それをはっきりと伝えるべきです。



私は、〇〇年間、〇科門前で、日々〇〇枚の処方箋に対して、これだけの患者を対応した。
これらに関しては経験があり、弊社では、それに加えてさらなる成長をさせていただけると感じている。
これは一例ですが、こういうことです。
日々必死に業務をこなし、失敗もあったりなんだりあっても食いついて頑張っている。ってことを知りたいんです。
「眼科門前で簡単な目薬の説明くらいしかできません。」
これも上等です。
「眼科ばかりで知識が偏ってしまっているので、御社にお世話になった暁には、様々な科の知識を吸収していきたいです!」
で良いんです。
経験はその職場によって仕方ないことですから、
いかに転職先の方へ
その転職を心待ちにしている
を表現するか だと私は思っています。
企業として、なかなか経験してないようなことを努力されている薬剤師は魅力的です。
ただ、それと同じくらい、
集薬をこなし続けた人、患者応対を任され続けた人だとハッキリ主張されるということは、
そこを教える時間はある程度割愛して、企業独自のやってほしいことに早く着手してもらえるんじゃないかと思って貰えます。
プラスして、職場内での人間関係についても記載し、語れるとベスト


薬局や病院はどうしても、職場内での人間関係に振り回される機会が多くなります。
先輩や後輩との付き合い方や、どんな指導を教育したことがあるか。
教育された側でも良いです。それをまた別のスタッフに教えることができるという証ですから。
そのため、履歴書や面接で、



人間関係に悩みがあって、上司とそりが合わなくって、精神的に辛くって。
などはNGです。
もちろん、そういった理由がNo.1と思いますし、
実際私の最初の転職もパワハラ上司から離れたかったという面もありました。
ただ、正直にそれを企業様に伝えても、



「同じ悩みに直面してまた辞めてしまうのではないだろうか。」
と思われる可能性が高く、不信感につながります
その理由はすみません飲み込んでもらって、
「私は更なる成長がしたくって!私のこういう能力が役に立つと信じていて!将来的にこういう存在でありたくって!!」
とメッセージが送れるように履歴書を書いていきましょう。
こんな目にあっていて悲しい辛いんです。
よりは
こんな目にあっちまったから、そちらでは自分はもっと輝けると思うんです!
とプラスになるように表現していきましょう。
やってて楽しくなりますよ。きっと。
ここまで書けたら後もう一歩!
履歴書にこれでもかと自分の強みをアピールできたら後は、単身突撃あるのみです。
本当に緊張しますよね、面接。
私も、何度か経験がありますが、こればっかりは慣れません。
でも、それは相手の企業様もよくわかってくれています。
しっかりと、履歴書に文章として残すことができたら、落ち着いてそこから話を広げたり、話を振ってもらって自然と会話していきましょう。
1つでも、自分の強みはここにある、と胸を張って言える方はきっと、とても素敵に映っているはずです。
懸命に頑張る薬剤師の皆様を応援しております。
職場に転職を報告する
ここはもう転職活動を沢山頑張った皆様のエピローグのような部分です。最後にお世話になった職場にご挨拶して、転職する旨を報告しましょう。
今日報告して明日!さよなら!
とはいかない世知辛い世の中ですので、早くても1か月、引継ぎ等多々ある方は半年くらい前から報告しておくと後腐れないかなって思います。
ここが一番手こずる方もいるかもしれません。
転職しないでくれ!実はこんな待遇を検討していて!!
も~~~~よく聞きます。
それなら初めからそう言っておけばいいのに。
私も、このまま続けてたらパワハラ上司の更に上のポストまでいけるよ。
とか色々と言われました。
メンタルやられてる私にはもう、なんにも刺さりませんよ。
しっかり準備して、ちゃんと面接をして、自身をもって転職先を決めている貴方ならこんな甘言に引っかかったりしないと思います。
それはまた、別の方に提案下さいませ。と笑顔でお別れいたしましょう。
ここまで一旦ざっと読んでくれた方も、一つ一つこなしながら見てくれた方も、ある程度転職については固まってきたんじゃないかなって勝手に思ってます。
Xのアカウントもぶら下げてますので、気軽に相談のDMくださっても結構です。



今の職場が辛い、もっと楽しく仕事がしたい。お金だってもっと貰いたい。休みも欲しい。
そんな方々の背中を少し押せたら何よりです。
コメント